恋愛ヒストリー #1

華の10代、私は
恋愛をしませんでした。
それなりに充実した青春時代ではありましたが
恋愛とは無縁でした。

…正直にお伝えすると
縁は少しありそうだったのですが、
興味がありませんでした。


中学時代
よく誰が好き〜みたいなのを
秘密の情報としてもっていて

私もみんなに合わせて
気になる人がいたことはいましたが

あくまで
恋バナを共有する時のための
誰が誰を好きかという情報を仕入れるための
交換条件としてのネタでしかなく

付き合いたいとかは全く思ってませんでした。

私が気になる彼は
顔がかっこいい割に変に目立っていなくて
そんなに人気のないところも
逆に良かったんですよね〜。


そして時は経ち、
成人式で彼と再会する日がきます。

再会といっても、
彼とは喋る間柄ではないので
ただパレードのミッキーのように
少し見たいなくらいの感じで楽しみにしていました。

そして見つけた彼はまさかの、、、


かっこよくなくなってたんです。(失礼)
なんていうのか、
清潔感がなくなっていました。


勝手に期待していた私が悪いのですがね。
やっぱりドラマのようにはいきませんな。

 

そしてその夜
クラスの人たちでカラオケに行き、

他校の素敵な彼に出会い
頭ポンポンをされ恋に落ちるのですが…


彼女持ち同棲済みでした。

やっぱりドラマのようにはいかない、
そんな一日でした。